永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

罪深き名古屋めし、あんかけスパ。

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久しぶりの名古屋めしネタ(笑)。写真は、小牧市『めりけん堂 小牧店』の「めりけん堂セット」。赤ウインナーとコーンが入ったあんかけスパとエビフライ、白身フライ、ライス、サラダをワンプレートにしたメニューだ。このカオス感が実に名古屋っぽい(笑)。

私が無類の名古屋めし好きであるのは、このブログのタイトルからでもわかるだろう。また、好きにとどまらず、カメラマン・ライターとして名古屋めしを全国に、全世界に広めるのが私の使命だと勝手に思っている。

名古屋めしはどれも胸を張って誇れるものである。しかし、ほんの少しだけ紹介するのに気が引けるのは、あんかけスパだ。実際、地元でも賛否が分かれるのだ。それこそ、好きな人は週イチ以上のペースで食べるし、嫌いな人はまったく食べない。これほど好き嫌いがハッキリしている名古屋めしも珍しい。

麺をラードで炒めている、というか、油通ししているので、どうしても重たいイメージがある。いや、実際に重たいな(笑)。だから、とくに女性は敬遠しがち。

私はあんかけスパが大好きだが、食べるたびに「こんな重たいモノを喰っちゃって大丈夫か、オレ!?」という罪悪感に苛まれる。すんげぇ悪いことをしている気分になってしまう名古屋めしもあんかけスパだけ。『めりけん堂 小牧店』へ行くと、サラダが付いた「めりけん堂セット」を私が注文するのは、その罪を少しでも軽くせんがためである。屁のつっぱりにもならないと思うが(笑)。