永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ノマドワーク。

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普段、原稿は仕事場で書いている。仕事場とはいっても、テレビもあればソファもある。冷蔵庫もあるし、サボろうと思えば、いつでもサボることができる。サボったとしても、誰かに叱られるわけではないから、仕事場はサボるための快適空間になっているのである。

実際、昼寝なんかしてしまうと、目が覚めたときに激しい自己嫌悪に陥る。だから、サボるまいと心に誓うものの、睡魔に負けてしまう。で、また自己嫌悪に陥るという負のスパイラル。

そこで最近ハマっているのがノマドワーク。スタバでMacBookを開いてテキパキと……って、私ゃそんなキャラではない(笑)。彼らはスタバで仕事をしている自分自身に酔っているのだろう。PCを開いていてもYouTubeを見てるだけかもしれないし(笑)。

『月曜から夜ふかし』あたりで「スタバで仕事中の人問題」として、本当はそこでナニをやっているのかとことん調べてもらいたいものだ。

私がノマドワークに選んだのは、ネットカフェのブース席。あまりにも集中できたので、この前の連休なんかは2日間連続で利用したほど。

第一、あの狭さがよい。デスクトップのPCしか置いておらず、インテリアも黒。それが妙に落ち着く。っていうか、お金もかかるので、ネットカフェに籠ってもサボってしまうとなると、それこそ立ち直れないくらいの自己嫌悪に陥ってしまう。

あと、コーヒーなどのドリンクが飲み放題というのもよい。仕事場でコーヒーが飲みたくなっても、自分で淹れなきゃならない。コーヒーを淹れているうちに集中力が切れてしまうこともある。ネットカフェの場合、自分で取りに行かなきゃならないが、それも逆に気分転換になる。

ただ、どうしても飲み過ぎてしまうのが難点。糖分も気になるし、カフェインの摂り過ぎで夜に眠れなくなることもあった。烏龍茶やジャスミンティーと併用した方がよいだろう。

もう一つ。ネットカフェのよいところは、基本的に静かであるという点に尽きる。基本的に、と書いたのは、ブースで寝ているのかイビキがうるさかったり、カップルがイチャ付いていたりすると逆に集中力を削がれてしまう。だから、私はいつもワイヤレスのヘッドホンを持参して。ボリュームを控えめにして音楽を聴きながら仕事をする。これがナガヤ流のノマドワークである。

実は昨日から出張で静岡県富士市にきている。おそらく、今日は午前中で仕事が終わる。午後から富士市内のネットカフェに籠って原稿を書こうと思っている。書き終わるまで帰らないという覚悟で。あ、結局はサボるか集中するかは覚悟次第なんだよな。