永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ロックダウン期間中の食事。

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昨日、世間ではクリスマスイブ。でも、私は“家庭内ロックダウン”ゆえにクリぼっち。まぁ、子供も大きくなったので、ここ何年かはケーキやチキンを買うくらいのもの。クリスマスなんて別にどうでもいい。

ロックダウン期間中の食事は、基本的に外食。あ、それは夕飯ね。外へ出たついでにスーパーやコンビニで翌日の朝と昼の食事の買い出しをする。朝はパンとインスタントコーヒーで、昼はお弁当やおにぎり、カップ麺など。

こうなると、夕飯に何を食べるのかが楽しみになる。とはいえ、毎日のことなので、あまりお金はかけられない。ちなみに、これまでに食べたのは『吉野家』の「牛すき鍋膳」と『ココイチ』の「ロースカツカレー」+「ポテトサラダ」。

こうして書き出してみると、フードライターからイメージされる食事じゃないな(笑)。近所にある店の中から、そのときに食べたいと思ったものを選んでいるんだけどね。

ロックダウン4日目となる昨日、お昼の時点で何を食べようか考えていた。うなぎも食べたいし、寿司や焼肉も食べたい。でも、おひとり様だし、クリスマスイブゆえにファミリーが行くような店はきっと混んでいるだろう。

こういうとき、名古屋の都心に住んでいる人が羨ましい。いや、東京の方がおひとり様向けの店が沢山あるんだろうな。

結局、以前食べに行って美味しかった『圓家 小牧店』へ行くことにした。注文したのは、もちろん「特製チャーハン玉子のせ」。お腹が空いていたので大盛りを注文。前回は初めてだったこともあり、冷静に味を分析することができなかった。今回はきちんと味わって、率直に感想を述べようと思う。

まず、これは私に落ち度があるのだが、大盛りにしなければよかった。大盛りとはいえ、せいぜい1.5倍くらいとタカをくくっていたが、確実にそれ以上はあった。何とか完食はしたものの、時間が経った今でもお腹が苦しい。

量が多い上に、前回よりもオイリーさを感じた。考えてみれば、フワフワの玉子も油を使うので、これをトッピングすると必然的にオイリーになる。次回は玉子抜きでオーダーしてみようと思う。

まずは、チャーハンだけを食べてみた。具材はネギと玉子だけのシンプルなチャーハンである。パラパラに炒められていて、しっかりとコショウがきいている。やはり、レベルが高い。

次に甘辛く炒めた玉ねぎと豚肉。うん、これも旨い。辛すぎないから、チャーハンと合わせたときに絶妙なバランスを生み出すのだ。さらに、玉子を絡めると全体にマイルドな味わいとなる。紅ショウガとの相性も良い。

チャーハンと甘辛く炒めた玉ねぎ、豚肉、そしてフワフワの玉子。それぞれ単独で食べても美味しいのに、この3つが1つになると足し算ではなく、掛け算になるのだ。これが『圓家』の「特製チャーハン」の魅力なのだろう。