永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

土用丑のフライング。

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単行本の原稿執筆11日目。

今日は、書きかけの4ページを仕上げて、新たに6ページを書いた。

昨夜、編集担当からメールがあり、今、書いている部分を今週中に、残りの部分を来週中に書いてほしいと頼まれた。

今週は、ずっと前から決まっていた講演会もあるし、レギュラー仕事の原稿も書かねばならない。その中で書き終えるのはかなり困難だが、最大限の努力をしようと思う。

問題は、来週だ。8月3日(火)に新型コロナのワクチン接種があるだけで予定は空けてある。しかし、書こうにも取材がまだこれからなのである。そのあたりを担当編集はわかっているのだろうか。しっかりと話さねばならない。

さて、今日は、土用丑の日の明日を待ちきれなくて、女房と近所にある『うなぎの中庄』へ食べに行った。今夜は、長男も次男も不在なのだ。

ここは、一本うなぎで有名な『四代目菊川』の系列店。ゆえに、味も間違いない。以前、web版の『おとなの週末』で紹介させていただいた。

otonano-shumatsu.com

私が注文したのは、蒲焼きが4切のった「上うなぎ丼」。うなぎの品質や焼き加減、タレの味付けもそこらへんの店よりも美味しいのは間違いないが、どこか物足りなさを感じるのはなぜだろう。

これまで『うな富士』や『うな豊』、『四代目菊川』などの有名店を取材し、食べてきたから私の舌が肥えてしまったのだろうか。

たぶん、ご飯の炊き加減(やや固めだった)や丼を湯せんなどで温めていなかったりといった部分だと思う。このちょっとしたことができるか否かは大きいのである。

明日は、午後から岡崎市で講演会。終わったら、美味しいうなぎ屋を探して行こうかな……。