永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

夫婦間の会話。

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食事や入浴など日常生活におけること以外に、夫婦の間で交わされる会話とは、主にどんな内容だろう。

仕事の話?お互いの仕事に興味がなければ成立しない。わが家ではほとんど仕事の話はしない。だから、女房が私の写真や記事を見ることはほとんどない。女房の仕事に興味がないわけではないが、私から聞くことは少ない。

家計の話?女房が毎月いくら給料を貰っているかも知らないし、それどころか私のギャラも毎月いくら入っているのかもよくわかっていない。息子たちの学費の支払いや家のローンは女房に任せているので話のしようがない。

世間一般では、世代的に年老いた親の話も夫婦の会話となるだろう。でも、私も女房も両親はすでに他界している。

こうやって書き出してみると、実に会話が少ない。夫婦でテレビを見ることもないし、夕食を食べ終えると、私は仕事場に引き籠もってしまうから仕方がない。結婚する前は長電話もしたのに。しかも、家電で。

とは言っても、日常会話以外にも会話はある。もっぱら子供の話だ。長男は大学院2年で次男は大学3年。2人とも成人している。現在の息子たちの話よりも、むしろ幼かった頃の話がほとんど。

あの頃、長男は、次男はこんなことを言ったとか、こんなことをやったとか。共有する子供の思い出話は私たち夫婦にとって宝物。話すたびに心が和んでホッとするから、同じ話を何度も何度も繰り返す。でも、飽きない。

きっと、この先息子たちが結婚して親になってからも、私たちは思い出話に花を咲かせることだろう。それでよいと思っている。

結婚されている読者の皆様は、夫婦でどんな会話をしてますか?

 

※写真は、たしか長男(写真右)が6歳、次男(写真左)が3歳の頃。この写真1枚でいくらでも女房と話すことができる。やはり、子供の存在はスゴイ。