永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

血液検査の悲劇と執筆のオファーと喫茶文化の喪失。

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今日は、朝イチで定期検診。9時半からの予約だったが、血液と心電図の検査があったため、病院には1時間前に入った。

血液検査で注射針を刺す際、看護士さんは何度も私の左腕をペシペシと叩いた。何だか、嫌な予感がする……。

「ちょっとチクッとします」と、看護士さん。ところが、針を刺しても針と注射器の間にあるチューブ的な部分にはほとんど血が流れていかない。看護士さんの焦りがこちらにも伝わってくる。針を刺したまま、針先を動かしながらポイントを探っていた。痛くはないものの、心地よいはずもない。

熟練の看護士さんであれば、1分以内に終わるのに、倍以上もかかった。仰天したのは、ここから。この時点で試験管1本分しか採取しておらず、

「2本目は右腕で……」と、看護士さん。こんなの拒否できるわけがない。その申し出を承諾すると、右腕に針をブスッ!ウッ!なっ、何だコレ!?今度はやたらと痛い。さっきと違って、血はすぐに採取できたが、針を抜いてからもズキズキするほど。

朝からブルーになってまったがや(笑)。診察を終え、会計を済ませ、薬局に処方箋を出してから今日の出張先である長野県安曇野市へGO!到着は編集担当との待ち合わせ時間ギリギリだと思っていたが、40分ほど前に着いた。そのおかげで昼食を摂ることができた。

撮影は16時くらいに終了。編集担当を松本駅まで送り、ホテルへチェックイン。PCでメールをチェックすると、HPのお問合せフォームからwebメディアの方からメッセージが届いていた。

それは執筆のオファーだった。。私の書いた記事を読んでくださったようで、とても丁寧に感想も書かれていた。ライターのくせに文章が苦手な私にはありがたすぎる話である。

ただ、そのwebメディアでお仕事をさせていただくか否かは迷っている。いや、決して大物ぶっているわけではなく、定期的に執筆させていただくとなると、それだけ企画を提出せねばならないからである。はたしてそれができるのか。よーく考えて、返事をさせていただこうと思う。

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あ、トップの写真はホテルの近くにある『カフェ&レスト 潮騒』という喫茶店なのか洋食店なのかよくわからない店で食べた「オムレツピラフ」。刻んだウインナーと玉ネギ、ピーマン、コーンのシンプルなピラフにオムレツをのせただけで何とも食欲がそそられるから不思議。

昔は喫茶店で夕飯を食べたことを思い出した。喫茶店で夕飯。それは喫茶王国といわれる愛知県ならではの文化だが、今はもうほとんど存在しない。喫茶店に行かなくても、いや、喫茶店よりも安くて美味しいものを出す店が増えたのが理由だろう。

しかし、素人に毛が生えたようなピラフやナポリタン、定食をまた食べてみたい。そう思っているのは私だけではないだろう。