永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ライカQ2+大型ストロボ。

今日はテレビ愛知で番組の宣材写真の撮影。1年くらい前に開局40周年記念「全力お祭り月間」というキャンペーンでキャイ~ンの天野ひろゆきさんと天野なな実アナ、長江麻美アナの宣材写真を撮らせていただいたのがご縁で何度かオファーをいただいている。

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料理撮影には使わない大型のストロボ(ジェネ)を光源に番組MCとアシスタント2名の計3名を撮影することに。

で、メインのカメラはSONY α7IVで、いつもサブはα9IIだが、サブにライカQ2を使えないかといろいろ考えた。

ストロボをワイヤレスで使う場合、今はカメラに付けた送信機で電波を飛ばして光らせる。少し前は赤外線で、もっと前はカメラに装着したストロボが光るのと同時に光らせるスレーブという方式だった。

ライカQ2を昔ながらのスレーブ方式で使うことにした。問題はライカ純正のストロボはムチャクチャ高いこと。そこでどのメーカーにも使うことができる汎用ストロボを探すと、中国(香港?)製のストロボが見つかった。

このストロボが面白いのは、発光部を分離させてワイヤレスで光らせることができる点だ。なので、分離した発光部を大型ストロボの電源部の近くに置いておけば、シャッターを切ったと同時に大型ストロボも光らせることができるのである。

撮影が始まり、まずはα7IVで撮影し、
「ちょっとカメラを替えまーす」とライカQ2に持ち替えると、
「おーっ、ライカ……Q2じゃないですか!!」とMCの方が食いついてきた。やはり、わかる人にはわかるのである。

おかげで最高の笑顔を撮影することができた。ライカQ2のおかげである。

今週は金融系コンサルの会員情報誌の撮影もあるし、来週も島根県松江市でインタビュー撮影もある。いずれもサブカメラはライカQ2にしようと思っている。