今日は長男の誕生日。27歳になった。
ずっと私は家庭生活に向いていないと思っていた。実際、夫としてはダメダメだし。
子どもが生まれてもそれは変わらないと思っていた。
しかし、27年前に生まれたわが子を見た瞬間、オノレの命を投げうってでも守り抜こうと思った。それはこの世に子孫を残すという生物としての本能だったと思う。
実際、私の命と引換えに子どもの命が助かるのならば、私は喜んで死を選ぶ。
子どもが生まれてから、1日たりとも子供のことを考えなかった日はない。
長男がこんなロクデナシの私を父親にしてくれたのだ。
長男よ、私と女房の子どもに生まれてきてくれてありがとう。