今日の夕方から前入りで伊勢へ。名古屋から片道2時間程度なのでいつもは日帰りなんだけど、「前泊しても大丈夫ですよ」とおっしゃってくださった編集担当のH川さんの好意に甘えることに。
で、今夜はH川さんと飲みに行く予定。彼は食への造詣が深く、予約してもらった居酒屋が何とも良さげ。行く前からワクワクしている。伊勢湾産の魚介を肴に地酒を楽しもうと思っている。
さて、今週火曜日、京都への出張から帰宅すると、テーブルの上に乾麺のうどんとつゆが置いてあった。女房にたずねると、先週22日・23日に友達と香川県へ行ってきたお土産だという。
次男にLINEでお礼のメッセージを送ると、
「3軒のうどん屋さんを食べ歩いて、いちばん美味しかった店のうどんだよ」との返事があった。
私も初めて香川で讃岐うどんを食べたときに衝撃を受けた。しばらく讃岐うどんにハマったが、仕事できしめんを食べ歩くようになり、讃岐うどんの出汁に物足りなさを感じた。
いりこベースの出汁は上品すぎるのだ。それに対して、名古屋のきしめんの出汁はムロアジや鯖節がベースで、決して上品とはいえない。むしろ、下衆な味。あ、イイ意味で、ですよ。
下衆な出汁にたまり醤油を合わせると、これがまた旨いのだ。どの地域の出汁よりもパンチがある。この魅力を離れて暮らす次男にも伝えたい。
「帰ってきたら、名古屋の美味しいきしめんを食べに行こう!」とメッセージを送った。
次男がいつ帰省するのか決まっていないが、お盆であれば、まずスーパー銭湯で汗を流して、キリッと冷えた「きしころ」を堪能しようと思う。