永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

フリーランス論。(2)

フリーランスにとって、コネはないよりもあった方がよい。しかし、名刺交換をしたとか、SNSで繋がったというのは、コネでもなんでもない。

例えるならば、恋心を抱いている相手に自分の気持ちを一方的に伝えただけ。これから恋愛に発展するのか、それとも恋に破れるのかはまだわからない。

しかも、その相手は自分のことを恋愛対象どころか存在自体もまったく知らない。そんな状態。名刺交換をした、SNSで繋がったというのは、「仕事をした感」はある。でも、実際は仕事の入り口にもなっていない。そこから、どうアプローチして仕事に繋げていくのかが重要なのだ。

恋愛に発展させるには、まずは食事にでも誘うだろう。告白しただけでフォーリンラブ♡なんてケースは、かなりレアなんだから。

「一緒に食事へ行きませんか?」と、何度誘ってもノーリアクションならば、早めに諦めた方が良い。縁がなかったのだ。

食事へ行くことになっても、付き合うまでには至っていない。何度か会って、お互いのことを理解し合う必要がある。時間がかかるかもしれない。「脈アリ」ならば、しつこいと思われない程度で再びアプローチし続ける。

では、ここで逆の立場で考えてみよう。あ、これはややこしいので恋愛には例えない(笑)。

知り合いであるAから紹介された人、仮にBと会ったとする。Bから名刺を差し出されたら、こちらも名刺を出す。自分と共通の知り合いAとの関係が深いものであれば、Bに対して興味が湧く。

逆にAが知り合い程度の薄らとした関係なら、BもAの同列として見なす。Bが自分のSNSで新たに「友達」となった自分と会ったことをアップしたら、「本日はありがとうございました」くらいのことは書く。名刺交換と同様にそれがマナーだから。

後日、Bから「あらためてお仕事の相談がある」との連絡が入った。いや、人によってはその前に食事やゴルフに誘われることもあるかもしれない。食事やゴルフもその目的は仕事であることは明らかである。

そこでBと一緒に仕事をすることを頭の中でシミュレーションしてみる。メリットを見出すことができれば会うし、なければ時間の無駄。と、まぁこんな感じだろう。

私は、友人や幼なじみとか高校・大学の同級生といった自分のことを理解して応援してくれる人以外のコネは、一緒に仕事をしてからでなければ生まれないと思っている。仕事におけるコネクションが意味するのは、人の繋がりであると掃除に仕事の繋がりでもあるのだ。

仕事は、その進め方や考え方に人間性がよく現れる。是非また一緒に仕事をしたいと思う人もいれば、その逆もある。一緒に仕事をして、また仕事をしたいと思っていただく。それがコネを作ることだと思う。

再び恋愛に例えてみよう(笑)。仕事のオファーをいただけるというのは、「あなたのことが好き♡」と告白されたようなもの。相手の想いが1回コッキリで冷めてしまわないように、1回1回の仕事をこれで最後だと思って取り組む。

なぜ、こんなことを書くのか。実は昨日、このブログ経由で、まったく新しいところから仕事のオファーをいただいたのだ。いやぁ、モテる男はツライ(嘘)。