永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

旨いものは身体と心を癒す。

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朝、目覚めた瞬間から鼻水が止まらず、クシャミが連発。ついに花粉症に罹ってしまったのか。原稿を書こうとPCに向かうも、頭がボーッとして集中できず、眠くなるのを覚悟して薬を飲んだ。

あっという間に昼となり、気分を変えようと外へ出た。一宮のチャーハン専門店『金龍』が一宮市森本に支店を出したことを思い出して、車を走らせた。店に到着する頃には鼻水は止まっていた。

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13時半頃に着いたものの、店の前には席が空くのを待っている客が4組。10分ほど待って店内に案内された。取材でお世話になった店主の清水良太さんは忙しそうに中華鍋を振っていたが、私の存在に気づくとニッコリと笑って会釈をした。

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メニューはこんな感じ。以前は「こだわりの鶏塩そば」はなかったと思う。ものすごくソソられたが、「金の豚チャーハン」(並盛)と「唐揚げ(鶏むね)」に決定。

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まず、運ばれたのが「唐揚げ」。にんにくとしょうは不使用なので、やさしい味わい。むね肉を選んだので、さっぱりとした味わい。

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唐揚げが出されて3分くらい経って、金の豚チャーハンが登場。相変わらず、このビジュアルだけでヤラれる。いつも腹ペコの状態でがっついて食べるので、今回はしっかりと味を噛み締めて見ることに。

うん、やっぱり旨い。ご飯の一粒一粒に肉やタレの旨みがしっかりとコーティングされている。食感はパラパラとしっとりの中間、しとパラ。これっ、これなんだよ!家で作っても絶対に出せないのは。

半分ほど食べてから、紅しょうがとともに食べたりして味変を楽しんだ。金の豚チャーハンには、にんにく醤油が付いてくる。これも味変アイテムだが、これを唐揚げにかけたら激ウマだった。

食べ終わったとき、全身にパワーがみなぎってきた。鼻水とクシャミで心まで沈んでいたが、それが一気に吹き飛んだ。おかげで午後からは原稿書きに集中できた。やはり、旨いものは身体と心を癒すのである。清水さん、ご馳走様でした。