永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ライターの真価。

超難関の原稿を完成させた!いやー、ここまでの道のりは長かった。

どうしても納得が行かず、書いては消し、書いては消しを何度も繰り返した。書く手が完全に止まることもあり、気分転換にTwitterを開いた。

「1日5000字は書けなきゃライターとしてやっていけない」

というツイートを見て考えてしまった。3000文字強の原稿を書き終えるまで3日間もかかってしまった。私はライターとして失格なのか、と。

そりゃ遅いよりも早い方がイイだろう。1文字いくらかの文字単価で仕事を請ければ、文字数やスピードが求められるのは理解できる。書けば書くほど利益が上がるのは、文字単価の仕事をしていない私にとっても同じだ。でも、ライターの真価は書くスピードなのだろうか。

私にとって、書くスピードは〆切に間に合えばよいと思っている。それよりも自分が書いた文章は、必ず誰かが読むわけで、きちんと伝わることを第一としている。そこにライターとしての真価が問われるのだと思う。

さて、苦労すればするほど書き終えた後の爽快感は格別なわけで、明日は一人打ち上げだ!と言いたいところだが、まだ書かねばならない原稿が2本もある。そろそろ月末なので、経費の精算や請求書も送らねばならない。

ってことで、土日も仕事。週が明けたらのんびりしようかな。