永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チェーン店のラーメン。

長かった取材と撮影の日々が今日でやっと一区切りついた。明日から原稿の〆切に追われる毎日となる。

まずは某月刊誌の原稿。先週土曜日に4ページのうち2ページ半まで書き上げた。明日、すべて書き終える予定である。

もう1本は、今日デザインが届き、こちらは2ページ。〆切は26日(金)だが、おそらく25日(木)には仕上がると思う。

で、26日からwebメディアの原稿に取りかかれたらベスト。

27日(日)は、早朝に自宅を出発して岡山で取材・撮影。終了後は大阪まで戻って、夜は関西と東海のうどん屋さんが集まる新年会ならぬ「新麺会」に参加する。

その日は大阪に泊まって翌朝に帰宅。28日(月)からの週もずっと原稿書き。

月末までのスケジュールはこんな感じ。なかなか休みがとれないなぁ。

写真は、今日の撮影前に現場近くにあったラーメン店『田中そば店』の「中華そば」(800円)。チェーン店らしいが、スープの味がセントラルキッチンっぽくない。おそらく、スープや具材は店で仕込んでいるのだろう。

味はややオイリーながらも美味しかった。チャーシューが3枚も入って800円というのは大量仕入れのチェーン店だからこそできるのかもしれない。

いや、それもあるが、チャーシューに使うバラ肉は『濃厚中華そば 佐とう』のようにスープをとるのに使っていると思う。

丼一面がチャーシューに覆われた「肉そば」もあったが、こちらは1200円。ちょっと予算的に厳しいと思った。一方、『濃厚中華そば 佐とう』の「チャーシュー中華そば」は、880円なのに。

コロナ以降、ラーメン店は増えたと思う。コロナ禍でも流行っていたし、他の飲食店と比べると厨房機器など設備に費用がかからないこともあるのだろう。

しかし、ここまで数が増えると生き残りをかけた競争は避けられない。きちんと丁寧に作っている店が勝者となるのだ。

このレベルの味をチェーン店で提供できるというのは、個人店にとって脅威そのもの。私としては頑張っている個人店を応援していきたい。