少し前にむちゃくちゃイイお肉をいただいた。ブランド牛の希少部位、イチボのブロック。とは言っても、100グラムもないほどの小さな塊。これをどうやって食べようかとずっと考えていた。
薄くカットして、サッと焼いて焼肉丼にしようと思ったが、この前、みゆきちゃんと会ったときにこの話題になり、「ガーリックチャーハンにしてみては?」とのアドバイスをいただいた。
ガーリックチャーハンは、鉄板焼のコースの〆でしか食べられない特別感がある。私の気持ちは焼肉丼からガーリックチャーハンへ大きく動いていった。せっかくなら、肉が大好きな次男にも食べさせたい。そこで昨日の夜に作ることに。
まずは、肉を1センチ角くらいに細かく切って、塩、コショウで味を馴染ませる。肉のほかに入れるのは玉ネギのみ。玉ネギは幅3ミリ程度に刻む。使用する調味料は、塩とコショウ、醤油、コンソメ顆粒、ガーリックパウダー、バター。
ここからが作り方。熱したフライパンにバターを溶かして玉ネギを柔らかくなるまで炒める。その後、肉を投入して一緒に炒めていく。肉の色が変わったところでご飯を入れて、ほぐしながら炒める。
ご飯と玉ネギ、肉がまんべんなく混ざりあったら、塩、コショウ、コンソメ顆粒、ガーリックパウダーで味付けする。これはノーマルなチャーハンの味付けをするときにも言えることだが、ちょっと多いかな?と思うくらいがちょうどよい。最後に醤油をかけて全体に馴染ませたら完成。
これがむちゃくちゃ旨かった!何しろ、最高級のイチボを使っているのだ。口の中でとろけるような味わいながらも肉そのものの味がしっかりしている。100グラムも入っていないのに、何なんだ、この存在感は。
醤油&バターの香りと玉ネギの甘さ、ガーリックパウダーのパンチのある味も後を引く。初めて作ったわりにはかなり完成度が高い。いや、これはイチボのポテンシャルだな。安い肉だったら、ここまでの味は出ないと思う。
さて、今日から原稿デー。3日間で2本。いずれも3000字程度。これを何としても書かねば、今月後半がかなりキツくなる。頑張ろう!